#岩渕友議員の質問と討論 参院農林水産委員会
「しんぶん赤旗」より
コメ需給 市場任せ
食糧法改定案 岩渕議員が反対
参院農水委で与党など可決
政府の責任による価格の安定を削除し米の「需要に応じた生産」で農家に責任を押しつける食糧法改定案が7日の参院農林水産委員会で、自民、日本維新の会、国民民主、公明の各党の賛成多数で可決しました。日本共産党、立憲民主党、参政党は反対しました。
共産党の岩渕友議員は質疑で、「令和の米騒動」が起きたのは「政府が米の需給のコントロールに責任を持とうとせず、市場任せにするべきと考えているのが原因だ」と指摘。改定案は、問題の本質をごまかし、政府の責任を放棄するものとなっていると批判しました。
岩渕氏は、政府が備蓄米を放出したまま買い戻さず、米価が急激に値下がりしているために、全国の農家が追い詰められていると強調。「政府として、秋までに必ず買い戻して暴落を防いで価格を支えると宣言するべきだ」と強く要求しました。鈴木憲和農水相は「適切に判断する」と述べるにとどめました。
岩渕氏は、同委の6月23日の参考人質疑で、農家が「需要に応じた生産」をすることは困難だとの意見が参考人から相次いだことに言及。「この立場で考えれば、需要に応じた生産を農家の責任にするなどということにはならないはずだ」と批判しました。「現行のセーフティーネットは全く不十分だ」とし、予想できない需給、価格の変動による経営への打撃を緩和する措置を政府が行うよう要求。「農家への打撃は政府が吸収するから、安心して生産してくださいと宣言するべきだ」と迫りました。
鈴木農水相は、生産者が需要に応じた生産を行うことが第一だとし、「どの用途の米を生産するかは、生産者側である程度コントロールができる話だ」と言い放ちました。
岩渕氏は反対討論で、米の価格や流通の市場任せを改め、政府備蓄米を大きく増やして需給のコントロールを行うことや、農家が安心して生産できる米価保障と所得補償を求めました。