【申入書】 左京区役所保健福祉センター 御中
日々の職務に心より感謝申し上げます。
さて、7月24日に、左京区役所での生活保護の申請に同行したところ、財布の中の小銭を全て出して(紙幣はありませんでした)、1円単位で数えるという場面に立ち会いました。
一方で厚生労働省は、生活保護を支給するか判断するため、資産申告を正確に把握するよう自治体に通知していますが、申請者に配慮する必要があり、財布の中身まで調べる規定はないとしています(東海テレビ 2025年9月1日 https://news.yahoo.co.jp/articles/a31d2cd6af2729205cdd733af0575785d0232…, 2025年9月3日閲覧)。
所持金を確認する必要があるとしても、より配慮のあるやり方が考えうると思います。また担当職員は終始「タメ語」であり、財布の中身を出すように指示する時も、申請者・同行者が劣位に置かれていることを印象付けるものでした。
生活保護は、この国に生きる人々の基本的人権を守るものです。生活保護への偏見によって、受給すべき人が受給できない状況は生まれることは望ましくありません。ぜひ左京区役所の皆さんには、「命の砦」としての役割を発揮していただきたいと強く望みます。どうかよろしくお願いいたします。
2025年9月3日 れいわ新選組 政策委員 西郷みなこ(左京区在住)
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