〝超加工食品の摂取増加は、慢性疾患、死亡リスクを高める新事実〟(医学雑誌『ランセット』)をふまえ、政府として危険性を具体的に警告すべき。日本共産党・岩渕友参院議員は〝健康よりも企業の利益優先をやめるべき〟と追及
岩渕友参院議員
企業による利益の追求が優先をされて、規制が妨害をされているという超加工食品について。超加工食品は加工食品より加工度が高く、すぐに食べることができるようになっている製品のことで、大量生産された菓子パンやインスタント食品など、私たちの周りにあふれています。
世界有数の医学雑誌である『ランセット』に、加工食品に関する3つの論文が掲載をされました。超過後食品の摂取増加が慢性疾患や死亡リスクを高めているという事実を示しています。ベルギーとかブラジルとかカナダなどでは、超加工食品に対する指針が発表されているんですね。
ところが、日本では、食生活指針にも前回の食育推進基本計画にも採用されていません。その危険性について具体的に警告することが必要だというふうに思います。人々の健康に影響を与えるという問題よりも、企業による利益の追求が優先をされて、規制が妨害をされているということなんですよね。
だから、加工食品がこんなに広がっていると。一人親のお母さんから聞いた話が、ぎりぎり働いても生活は楽にならず、加工食品に頼らざるを得ないという声なんですよね。超党派の会議の中で、食育の議論をする前提として、経済的事情や貧困などによって、そもそも食べることがままならない人たちがいるという問題について考える必要があるのではないかという問題提起がされました。
私もそうだというふうに思います。選択せざるを得ないという構造そのものに目を向けないと、基本計画のKPIがいつまでも達成できないということになりかねません。それなしに、食生活の改善はなし得ないということを指摘して、質問を終わります。